《概要》
ある日キャプター・シーゲンターラー謠子の元に、知人である真木原かず美から相談が持ちかけられる。それは、2年前から続く“似た容貌・年齢の男性の連続失踪”という奇妙な事件の重要参考人についての垂れ込みだった。
謠子の元で行動している戸谷秀平は、失踪した男たちに似た容姿ということから、事件解決の為の手伝いをする羽目に――
簡単な説明は
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キャラクターイメージビジュアルは
こちらで見られます。
《目次》
第1話 第2話 第3話 第4話 └
戸谷優真の厄日/番外編 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 黒猫の決意/後日譚 《登場人物》
戸谷秀平(とだに・しゅうへい)
一応主人公。27歳。
特殊能力“ギフト”を持つ者を収容する施設・通称“エリュシオン”から抜け出したランナー(逃走者)。
長めの髪と痩せた体躯、中性的できれいな顔立ちをしており、基本「ですます調」で喋るが口調自体はそんなに丁寧なわけではない怠惰な男。放っておくとすぐ寝る。
戸谷なのに何故か「トダ」と呼ばれがちでいちいち訂正するが相手にされない。
シーゲンターラー謠子(-・うたこ)
情報売買を行う浄円寺データバンクの総帥にして、施設外にいる能力者(ギフテッド)を取り締まるキャプター(捕獲者)を務める日英ハーフの少女。11歳。
口が達者で、大人顔負けの頭脳とハッキング(ときにはクラッキング)の腕前を持つ。
キャプターでありながら旧知の仲である秀平をこっそり庇護し、仕事の手伝いをさせている。
ギフト持ち。
平田篤久(ひらた・あつひさ)
「謠子様の執事♡」を自称する黒服の男。33歳。
執事を自称する割には「荒い」・「軽い」・「口悪い」の三拍子が揃っており全然執事らしくはないが仕事はできる謠子の右腕。
秀平の学生時代の先輩にあたり、悪友のようなもの。
真木原知香(まきはら・ちか)
真木原宝飾店の長女。26歳。
儚げな美人。
とある事件の重要参考人?
真木原かず美(まきはら・かずみ)
真木原宝飾店の敏腕社長。40代後半。知香の母。
娘とはまた違う、シャキッとした感じの美人。
謠子に相談を持ちかける。
安河元宣(やすかわ・もとのぶ)
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